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企画特集「我が家の館名由来」 日本の宿 古窯(山形県 かみのやま温泉) 奈良時代の窯跡に由来 らくやきが結ぶ縁
1300年前の窯跡
1300年前の窯跡

らくやきギャラリー
らくやきギャラリー
 山形県かみのやま温泉の「日本の宿古窯」。その館名は館内敷地に出土したおびただしい数の須恵器(奈良時代)とその窯跡にちなんで名づけられた。

 発見は1955年、増築のため敷地を切り崩したところ、土器の破片が多数出土したことによる。専門家の鑑定でこの窯跡が1300年前、奈良時代のものと判り、山形県の指定文化財に登録された。これを契機に館名を「古窯」に改名し、窯跡を後世に伝え継ぐため、館内に「らくやき窯」を設けた。

 以来、宿を訪ねた文人、墨客、著名人などに、絵皿へ記念の絵付けをしてもらい、その数はすでに3300枚以上という。それは宿泊者との縁そのもの。懐かしいふるさとの面影を残す山形の風土、風景、風味が織りなす出会いを、さまざまな形で表現したものだ。作品は館内の「楽焼ギャラリー」で楽しめる。滞在中、散策すると思わぬ出会いがあるかも。

 らくやきへの絵付けは誰もが楽しめる。館内の「楽焼画房」(午後9時まで営業)で素焼きの皿に絵付けをすると、翌朝には持ち帰りができる。旅の思い出に筆を執るのもおすすめだ。

 今はプロが選ぶ日本のホテル旅館100選でも常に上位にランクし、その名は広く知られているが、「こよう」の館名に改めた当時は、旅行会社から「読めても字を説明しづらい」と言われたそうだ。

 「書くのが難しければ耳で覚えてもらうしかない」。そこで電話番号の下4ケタを、コヨウの名を2回繰り返す「5454」にするため、現・副会長の佐藤幸子さんが奔走したというエピソードも館名由来の紹介に添えたい。

 問い合わせ=電話:023(672)5454。
 所蔵するらくやきは、ホームページ(http://www.koyoga.com)のブログでも紹介している。
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